リニューアル★えむのお部屋女の子の体の歴史２

女の子の体の歴史２

それから初潮があったのは、おりものが始まってからおよそ１年後の、小学校６年生の頃でした。

一般的に、身長が高く、肉付きの良い子は早く初潮が来るものです。
私は当時から身長は高い方で、クラスで背の順に並ぶといつも１番後ろか、後ろから２番目でしたが、スポーツをしまくっていて体脂肪率が低かったので、さほど早く初潮が来るわけでもなく。
平均的でしたね。

初めて生理が来た時のこともよく覚えています。
その日はなんだかお腹に違和感があり、今までにないような鈍痛がありました。

トイレに行ってパンツを下ろすと、クロッチに何かがついている……
経血といっても赤い鮮血ではなく、茶色っぽい血のため、「あ、もしかしてうんちをもらしちゃったのかな……お腹痛かったし……」と思いました。
でもなんだかいつもと様子が違う。
学校の保健体育の授業で生理については学んでいましたから、「あ、もしかしてこれがそうかな」とは思いましたが、何しろ初めてのことなので確信は持てませんでした。

家に帰って母親に「生理が来たかもしれない、でももしかしたらうんちをもらしただけかも……」と伝えると、母親が私の脱いだパンツを確認してくれて「これは生理だね、おめでとう」と言ってくれました。

その時の感情は非常に複雑でした。
嬉しいやら恥ずかしいやら、“女”になった自分に汚らわしさを感じたり、その現実を受け入れなければいけないことに悲しさを感じたり。
それから母親にナプキンの付け方などを教えてもらいました。

母親は冗談まじりに「今夜は赤飯だね」と言っていましたが、夕食時には本当に赤飯が１パック買ってきてありました(笑)
食事の際に祖父が「なんで今日は赤飯があるんだ？」と言いましたが、スルーしました(笑)
私は赤飯が好きなので、単純に嬉しかったですが(笑)

思い出しながら書いていて、なんだか懐かしい気持ちになりました。

[2020/11/24 23:50] | 未分類 |

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